Archive for 12月, 2007

買い物籠を持ってみた。

いつものように近所の食料品店で買い物をして、レジで会計をしていました。

すると、すぐ後ろで「よいしょ・・よいしょ」と声がします。

振り返って見ると腰の曲がった白髪のおばあさんが自分の買い物籠をレジ台の上に乗せようとして努力してらっしゃいました。

(きっと買い物をたくさんして重いから、籠を乗せるのが困難なのだな・・・)と思い「お乗せしましょうか?」と声をかけて籠をレジ台に乗せようと手を伸ばしました。

?

(え!?)

?

その籠のナント軽いこと・・・

中にはたしか納豆と魚の干物が入ってたでしょうか。

てっきり大根とかキャベツとか洗剤とか、重いものが入っていると思い込み籠の中も見ずに持ちました。

私のような成人男性だと、人差し指でももてるほどの重さでした。

おばあさんが「よいしょ」と言ってくださらなかったら到底その困難さに気づかなかったことでしょう。

?

「ありがとう」

おばあさんは嬉しそうな笑顔を返して下さいました。

?

?

『相手の気持ちになって接しましょう』

?

言葉では簡単ですが、その本質を極めることの困難さに気づかされた経験でした。

?

?

ところで、今朝は赤飯の折詰を配達しました。

6寸五分の2段で1500円です。

参考までに写真UP(^^v

CIMG2053


夕陽萌え

TS3B0346

?

千葉県の観光課が「工場鑑賞モニターツアー」を企画したところ、定員の5倍の参加があり大盛況だったというニュースを見ました。

以前より「工場萌え」写真集がヒットするなど、工場見学が静かなブームであるとは聞いてました。

昨年、大分に研修旅行に赴いた際にセメント工場を見学し、その迫力に圧倒されつつも心がある種の感動を覚えました。

?

昨日、大村市の前舟津漁港の海岸沿いを車で走行していたところ、大分の時に似た心の動きがあり、ふと車を止めて思わず写真を撮りました。

工場は造形物の趣き。この日見た夕陽は自然が織り成す無作為な景色。

空をキャンパスにして、まるで誰かが筆でさらさらと描いた様な雲。

?

夕陽を浴びながら、少しだけ得した気分で家路に向かいました。