料亭　富士松

 

 

「ねえねえ！見て見て！」

妻が興奮して話しかけてきました。

 

なんだろうと視線の先を見ると、夏の晴天と一面に広がるモコモコの雲。

 

大村の琴平岳や長崎の稲佐山、佐世保の弓針岳からの美しい夜景を見せても

「ふ～ん」

くらいにしか感動しないのに、風景に心躍らせているのはとてもめずらしく思えます。

 

しかし夕焼け雲や、秋のうろこ雲にはまったく興味がなく、この夏のモコモコっとしたダイナミックな雲が趣良いのだそうです。

「この雲のどれかにラピュタの城が入ってるかもね～＾＾」

と子ども達と真剣に話してました。

よし、それなら今度はお昼に五家原岳からの絶景を見に連れて行こう＾＾

 

さて、今年も大村市民のお祭り「夏越し祭り」が開催されます。

例年通り8月1日は花火大会。２ ・ ３日は本祭りです。

今回は初めて当店屋号「料亭富士松」入りの団扇を作成いたしました。

お客様や従業員に配ったらあっという間になくなりそうです＾＾；

 

 

 

 

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そして今回の旬な素材は「イサキ」！

五島では「一先（イッサキ）」とも呼ばれています。

初夏から秋口までが旬で、長崎県は全国1位の水揚げ量だそうです。

淡白でさっぱりとしたおいしさです。

 

けっこう顔がかわいらしいですよ＾＾

 

 

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当店そばの大上戸川は昔から子どもの遊び場でした。

以前長男が、小学校の授業での川遊びがとても楽しかったらしいので、今回は子ども達3人を連れてレジャー気分です。

 

 

めだかやカニ、アメンボを捕まえようと服も気にせず川の中にずんずん突き進んで行きます。

私の小さかった頃も、フナ・はや・オイカワ・鯉・ドジョウ・うなぎなどを捕まえたくて、お腹くらいまで濡れながら遊んでいました。

蛇に追いかけられ蛭に吸い付かれて払いのけてたのも、いい思い出です。

父の兄弟も小さい頃に川で遊んでいたと、おじさんからよく聞かされました。

この川がある限り、私たちの子孫がここに住み続けるかぎり、いつまでも子ども達の遊び場なんだろうなと思うと愉快な気持ちになります。

 

 

 

ひと遊び終えた後は、汚れた体を駐車場で洗浄。

キャーキャーという声が響きます。

コレはコレで楽しそうです。

 

 

 

 

最後は着替えてカキ氷タイム。

夏満喫！って感じです。

 

 

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大村湾の食材で夏満喫といえば、茹でたての真っ赤なカニ！

 

生きてるカニは、熱湯に入れると自分で足をはずしてばらばらになってしまいますので、水からゆっくり茹でます。

 

 

↑マリンブルーの足がとてもきれいです。

これを茹でると・・・・鮮やかな赤に変身！！

↓上がメスで下がオス

 

要予約 / 期間限定

 

大村湾で捕れたカニは身がぷりぷりで甘く、爪まできっちり身が入っています。

夏の大村湾は、シャッパにカニにと食材の宝庫でございますよ！＾＾

 

ちなみに・・・佐賀のタケサキガニも同じワタリガニの一種ですが、生息域が違うので形状が微妙に違います。

機会があったら見比べてみてください＾＾

 

 

 

 

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夕刻時、私は配達のために車を走らせていました。

ご来店のお客様もあったので普段より早く出発し、いつもの道が工事中ということもあり、山あいの細い田んぼ道を走行していました。

 

「！！？」

 

鋭角三叉路から抜け出た折に、ふと左目の端に車と人影がうつりました。

一旦は通り過ぎたものの、気になってバックギアに切り替え１０メートルほど戻ってみると・・・・・

 

車の後輪が両方とも脱輪して、２．５メートルほど下の田んぼの用水路に落ちそうになっているところを、助手席に座っていたであろう作業服のおじさんが車の外から必死に窓をつかんでいるところでした。

私はすぐさま車から飛び出し

「手伝いますよ！」

と車に手をかけました。

もう前輪は両方とも地面に着いていません。

運転席にはハンドブレーキを握り締めてブレーキを踏みしめている運転手のおじさんが残っています。

 

「ロープがあれば引っ張るのですけど？」

「いや、ない＞＜；」

「運転手の方、降りますか？」

「ブレーキ踏んでないとずり落ちる＞＜；」

 

万事休すです。

（万一のことを考えると、中途半端に車から降りかけているときに転落するよりも車の中にいるほうがいいのかな？？）

（ロープさえあれば！ロープさえあれば！！）

と頭の中がもどかしく感じます。

運転手の方は電話で応援を呼んでらっしゃいますが、その間も車はジリ・・ジリ・・と動いているのが手にかかる負荷で感じ取れます。

 

 

・・・・・・と

 

 

 

「あ！！！」

 

 

車が手の中からするりと抜けて、目の前にいた運転手のおじさんが姿を消しました。

私たちの目の前で車が一回転して落下し、崖下のあぜ道に横転した状態になりました。

（！！しまった！！ 助けることができなかった！！＞＜；）

 

車外にいた助手席のおじさんもあわてて崖下に走り出します。

私も「大丈夫ですか！！？ 意識があるなら返事してください！！」

と呼びかけます。

 

 

 

・・・・・・・しかし、返事がありません。

私は青ざめました。

人はこんなにあっけないものなのかと、落胆していたところ・・・

 

 

「！！！」

 

横転した車の上の窓から運転手さんの姿が見えました。

「お怪我はありませんか！？」

「いや～肩ば打ったばい・・・」

と、気丈にも歩いて上って来ます。

 

「よかったですね～！ひどいお怪我がなくて＾＾」

「うん、よかったばい。田んぼに落ちたら迷惑かけるところやった・・」

 

その後は警察が事故処理をするということなので、私は仕事に戻りました。

今でも車を握り締めていた手の感覚が変な感じです。

しかし、本当に無事でよかった。私は結局何の役にもたたなかったですけどね＾＾；

 

ところで、今回は写真がございません。

携帯を持ってはいたのですが、人の不幸を写真に撮る気には到底なれませんでした。

先月の秋葉原事件では、まさにその瞬間を納めようと携帯の写真をバシャバシャ撮っているところがニュースで流れましたが、もしそれを「現代人」と呼ぶのなら、私は旧人類で十分満足ですね＾＾

 

 

 

 

 

 

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夏です！

夏に食べたいものといえば・・・

バーベキュー！そうめん！カキ氷！いろいろありますが、なんといっても

スイカ！

 

 

水分たっぷり、甘みスッキリのすいかを、端から端までガブガブガブ！っと王様食い。

次男はどこで覚えてきたのか、スイカの種を大量に口にふくんで外に飛び出し、

ぷぷぷぷぷっっ！

「種マシンガンっ！！」

 

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王様食いといえば、旬を先取りして食べるのも最高の贅沢です。

いよいよ大村湾のシャコ（しゃっぱ）が解禁されました。

当店でも本日よりお客様にお出しいたしたところ

「お～！今年初めてバイ。うれしかの～＾＾」

 

キンキン冷えた生ビールと、旬の大村湾のシャコで王様食いはいかがですか？＾＾ｖ

 

 

 

 

 

 

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ますます暑くなりました。

例年より２週間近くも早く梅雨明けしたそうで、いよいよ夏真っ盛りというところでしょうか。

 

夕方、あまりに暑いので涼をとろうと思い、お客様がいらっしゃる前に玄関先に打ち水をしました。

打ち水は商売人にとっては「お客様を招きいれる」という商売繁盛につながる「縁起かつぎ」として以前はよく町中でみられたそうです。

 

最近では全国的に「打ち水大作戦」というキャンペーンが行われているらしく、多くの人が打ち水をすることで地球の気温を２℃～４℃下げる効果があるそうです。

文化的な風情もあるし、面白い試みですね。

 

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さてさて、これから生ビールのおいしい季節です。

ビールとセットで「ピリ辛手羽先」いかがでしょうか？

２時間飲み放題でのご利用もできますので、お問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

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子ども達から

「笹の枝とってきて～」

と、お願いされて近所に茂っている笹をいただき、学校から帰ってきた頃に届けました。

 

あらかじめ、七夕飾りの作り方をプリントアウトしてたので、

「これ、作ろうか？＾＾」

と渡すと、大喜び。みんなで折り紙に熱中です。

「パパ、これどうするの？」

と５歳の次男の質問にも

「・・・・・・ちょっと、待っとれ。ここまでここまで。」

と、私までついついはまってしまいました＾＾；

 

 

工作がすんだら、今度は願い事の時間。

みんな思い思いの言葉を綴ります。

 

【ひきざんが できますように】

【ピアノが上手になれますように】

【かぞくが毎日元気でいられますように】

 

そして笹に飾り付けてできあがり。

 

 

 

七夕である７月７日は全国的にみても、晴れる確率が５０％もないそうです。

長崎県地方の天気予想では今のところ降水確率２０～３０％で、もしかしたら晴れるかもしれません。

 

今年は織姫と牽牛、会えるかな？

 

 

 

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料亭富士松は昭和３５年（１９６０年）に大村市辻田町（現：杭出津）にて開業しました。

祖父の陰平藤松の名前をとり、屋号にしたそうです。

 

当時はまだ蔭平製麺所（1950～1977年）を経営しており、「家を建てたら人が呼べるくらいの大きさになってしまったから料理屋でもしてみようか」と気軽に寄っていただけるような感覚ではじめたそうです。

蔭平製麺所は市内の学校や施設などにうどん麺やちゃんぽん麺を卸しており、朝早くから大きな釜が湯気をたてていたのをかすかに覚えています。

１９７７年２月頃に料亭の業務が忙しくなり、朝早くから深夜までの営業が困難と判断し、蔭平製麺所のノレンをおろしたそうです。

 

当時７０～８０人収容できる会場はまだ少なく、宴会はもとより結婚式等でもよく利用していただいてました。

現在でも、お客様から

「おいは、ここで結婚式ばしたとよ。なつかしか～＾＾あんまり店はかわっとらんの～

（標準語訳：私はここで結婚式をしたんですよ。懐かしいですね＾＾あまり店はかわってませんね～）」

と当時を懐かしむ声をいただきます。

 

時代は移り変わり、当店よりも前から営業してらっしゃる料理店もずいぶん少なくなりました。

御蔭様をもちまして、料亭富士松は今年で創立４８周年をむかえることができました。

今後もお客様に楽しみにご来店いただけるような店であり続けたいと思います。

 

 

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仕出し弁当の新商品をご紹介します。

会議や行事などに当店の松花堂弁当はいかがでしょうか？

 

 

写真は１５００円 要予約

 

 

 

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