波佐見カルチャー
「行きたいところがあるの」
と妻が言うので、NOと言えない日本人な私は昼休みを利用して波佐見町までランチに出かけました。
ついたところは、古い製陶所のあとを改装したカフェやギャラリーが集まったエリア。
さながら波佐見カルチャーのテーマパーク。
「HANAわくすい」には若い女性が好きそうな(妻も若いってことにしておきます ^^;)センスのよい生活雑貨が並んでいます。
デザイナー作成の一点ものらしい、繊細な作品を前に足が何度も止まります。
飛んでるチョウチョもおしゃれ。
古い建物をそのまま活かしてリフォームしたCAFE「MOOKS」へ入り、タコライスで昼食。
心地良いBGMに耳を奪われ、店員の女の子へアルバム名を尋ねると「モダーン今夜」というアーティストとのこと。
流れる音楽チョイスまで、前衛的。
BGMを聞かれた際の店員の喜びようから察するに、彼女のフェイバリット・ソングだったのでしょう^^
CAFEにかかっていたTシャツが気に入ったので購入すると、またまた同じ女性店員が、そのTシャツがオリジナルであること、ついでに自分のジーンズ自慢まで事細かく説明してくれました。
このあたりのスタッフはみんながクリエイターであり、すべてのモノにこだわりがあるようです。
他の店も見てまわってうろうろしていると、先ほどのCAFEの女性店員がわざわざ店から出てきて、この近くに廃校があり、その前の小店に昔の駄菓子やおしゃれなボタンがあるから見に行ってみてはと紹介してくれました。
それならと、早速指示通りに小店へ向かいます。
残念ながら小店はお休みのようでしたが、とても趣のある廃校を見ることができました。
この小学校は約70年前に建てられ、その後廃校になったようです。
映画のワンシーンで使えそうな、古きよき時代を感じさせる建築物でした。
面白いのは、学校のところどころに陶器が使われているところ。
いかに生活の中に陶芸が近く、入り込んでいたのかが伺えます。
その土地の良さ、個性、魅力というのは住んでいたら気づかないけど、いらないと思ってたものが実は貴重なものだったりします。
大村市にもそんな魅力がきっとまだまだあるはずです。
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下は当店の新作「手羽元の柚子風味焼き」
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