のれん
料亭富士松は昭和35年(1960年)に大村市辻田町(現:杭出津)にて開業しました。
祖父の陰平藤松の名前をとり、屋号にしたそうです。
当時はまだ蔭平製麺所(1950~1977年)を経営しており、「家を建てたら人が呼べるくらいの大きさになってしまったから料理屋でもしてみようか」と気軽に寄っていただけるような感覚ではじめたそうです。
蔭平製麺所は市内の学校や施設などにうどん麺やちゃんぽん麺を卸しており、朝早くから大きな釜が湯気をたてていたのをかすかに覚えています。
1977年2月頃に料亭の業務が忙しくなり、朝早くから深夜までの営業が困難と判断し、蔭平製麺所のノレンをおろしたそうです。
当時70~80人収容できる会場はまだ少なく、宴会はもとより結婚式等でもよく利用していただいてました。
現在でも、お客様から
「おいは、ここで結婚式ばしたとよ。なつかしか~^^あんまり店はかわっとらんの~
(標準語訳:私はここで結婚式をしたんですよ。懐かしいですね^^あまり店はかわってませんね~)」
と当時を懐かしむ声をいただきます。
時代は移り変わり、当店よりも前から営業してらっしゃる料理店もずいぶん少なくなりました。
御蔭様をもちまして、料亭富士松は今年で創立48周年をむかえることができました。
今後もお客様に楽しみにご来店いただけるような店であり続けたいと思います。
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私の祖父も菓子製造をしていたのですが、その当時の祖父の働く後ろ姿を思い出しました。祖先ががんばってきたからこそ今の私があるとつくづく感じますね。
ヒロシさん、書き込みありがとうございます。
私の祖父は漁師にはじまり、キャンディー屋、材木屋、製麺所と、いろいろな仕事をしながら6人の子供の生計を支えてたそうです。
私たちも現代では子供の多い家族ですが、昔のひとはスゴイデスネ^^;