料亭　富士松

「チャンコンチャンコン、ドーイドイ！」

昔ながらの掛け声で、昨年の平成１９年１２月１２日に亡くなった祖母陰平スエノの精霊船を流しに行きました。

爆竹の音と鐘の響き、人の声。

日本の、特に田舎の行事は風情があって好きです。

そして１６日の今日はドシャ降りの雨。

もし精霊流しがこんな雨の日だったらと、ついつい考えてしまいました＾＾；

亡くなった祖母には、私が幼少の頃よくかわいがっていただきました。

肉じゃがとカレーライスがおいしかった記憶があります（今考えると材料一緒ですね＾＾）

両親が朝早くから夜遅くまで仕事してましたので、姉と三人で小さい木製のテーブルで食事をしてたのが懐かしいです。

忘れもしません、近所のスーパーに買い物に連れて行ってもらった際に、

「おやつを買いなさい」

と言われ、うれしくて当時流行の「グリコのパピー　男の子向き（おまけつき）」がどうしても欲しくて、レジに持っていこうとすると・・・

「おもちゃはお菓子じゃない！」

と言われ

「お菓子もはいっとる！」

と言い返すと、有無も言わさず「どうぶつビスケット」を買わされた記憶が鮮明に残っています。

今では私が同じことを子ども達に言ってますけどね＾＾ｖ

昔は３世代・４世代が当然のように一緒に住み、助け合って生活していました。

喜びは掛け算。悲しみは割り算。

いい時代だったのかもしれませんね。

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